100点主義に幸せは来ない
心理学の「認知療法」というものは
“自分がとらわれている
ネガティブな感情が生まれてくるまでの経緯は
どんな考え方だったのか?”
ということを、自分自身で分析するということ
自分自身が、なんで辛いのだろう?
なんで悩んでいるのだろう?
なんで悲しいのだろう?
なんで不安なんだろう?
なんでイラだっているのだろう?
といったようなことの原因や理由を書いてもらい、
“それに対して別の考え方、捉え方ができないのか”
ということを見つけ出してもらう
しかし、そのようなことを紙に書き出すところまではできても、
気持ちを切り換えて、別の考え方、捉え方を実行できるのかという面では、実は非常に難しい・・
そこで
「自分のできている所、いい所に視点を当てることが大事」
たとえば、70点という点数をみなさんはどう評価するのでしょう?
取れていない30点の方に焦点を当てていませんか?
この考え方は、100点満点からの減点主義ということになります。
しかし、心理学の世界では
「100点主義(完全主義)に幸せはない」
という考え方がある・・
つまり、すべての項目、すべての面で100点を取り続けることは、とうてい不可能
ですから100点を基準に考えていると、たとえ70点を取っていたとしても足りない30点について思い悩んでしまうことになる・・
そこで発想を変えて、0点からの加点主義で考えいくと70点は十分に合格点だ、という捉え方ができる
できていない部分に焦点を当てるのではなく、
常に自分のできたところに焦点を当てていこう、
ということでネガティブシンキングをポジティブ・シンキングに変えていくことができる
もちろん、できていない部分を認識することも 時には 必要だけれども・・
あくまでも
できている所を見過ごさない・・
自分のいい所、できている所をちゃんと自分で認識するようにしたい