特攻の父と呼ばれた大西中将の言葉
特攻は、統率の外道である
もう戦争は続けるべきではない
万一敵を本土に迎えるようなことになった場合、アメリカは敵に回して恐ろしい国である
歴史に見るインディアン、ハワイ民族のように、日本民族の再興の機会は永久に失われてしまうだろう
しかし、特攻により敵を追い落とすことができれば、七分三分の講和ができる
七、三とは敵に七分味方に三分である
その為に………
特攻を行ってでもフィリピンを最後の戦場にしなければならない
しかしこれは、九分九厘成功の見込みなどない
では何故見込みのないのにこのような強行、愚行をするのか
ここに信じてよいことがある
いかなる形の講和になろうとも
日本民族がまさに亡びんとする時に当たって
身をもって防いだ若者達がいたという歴史の残る限り
500年後、1000年後の世に必ずや日本民族は再興するであろう
いまの私たちは彼らの想いに応えられているだろうか・・